この記事では
について詳しくご紹介します!
赤ちゃんを連れての初めての海外赴任。
「どんな準備が必要?」
「何を持っていけばいい?」
ドイツで2歳半と生後7ヶ月の子育てを経験した私が
具体的にお伝えします!
- 海外赴任が決まった子育て中のご家族
- ヨーロッパでの育児に不安がある方
- 赤ちゃんの持ち物リストを知りたい方
- 現地と日本の育児の違いを知りたい方
海外赴任前の準備
出発までのスケジュール
海外赴任前の準備は、海外赴任が決まったらすぐに計画的に行うことが大切です。
特に赤ちゃん連れの場合は、予防接種や現地の医療の情報収集などが必要なので、余裕をもって準備をしましょう。
くわしくはこちらの記事で紹介しています!
赤ちゃんと一緒の海外赴任が決まったものの、 いつから準備を始めれば良いの? 赤ちゃんは何か月からOK? と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 Mia[…]
海外赴任に必要な手続きリスト
1.ビザとパスポート
赴任先のビザを取得し、パスポートの有効期限を確認します。
2.健康診断と予防接種
赴任先によっては、特定の予防接種が推奨(または必須)とされる場合があります。
3.銀行手続き
現地での銀行口座開設の準備や、日本での自動引き落とし設定など、資金管理の計画が必要です。
4.保険手続き
健康保険、海外旅行保険、その他の医療保険に加入して、予期しない事態に備えましょう。
持ち物の基本方針
海外赴任に行くときは
日本から持っていくほうが安心なもの
を優先的に準備します。
生活用品や育児用品などで、現地調達が難しいアイテムについては、日本から持参すると安心です。
「でも、赴任先でどんなものが手に入りにくいのかわからない」
という方のために、日本から持っていくべきものを、優先順位をつけてこれからご紹介します!
日本から持っていくべきもの
【優先度A:必須アイテム】
以下に紹介する物は、赤ちゃん連れの海外赴任に必須のアイテムです。
特に体力がまだ不十分で体調を崩しやすい赤ちゃんには、日本の医薬品や離乳食関連用品はマストアイテムです。
また、赤ちゃん連れで移動する際に、抱っこひもやマザーズバッグも欠かせません。
1. 医薬品(処方箋薬、解熱剤等)
海外は日本と医療システムが異なる場合が多く、日本のように気軽に病院にかかれる環境ではありません。
海外では手に入りにくい処方薬や常備薬(解熱剤、風邪薬)などを必ず用意しましょう。
2.離乳食関連用品
現地では日本と同じ離乳食が手に入らない場合があるため、必要なスプーンや容器、無添加の離乳食などを用意すると便利です。
また、離乳食を冷凍ストックする便利系アイテムも用意して行くことをおすすめします。
特にヨーロッパ圏では、おかゆ関連商品は手に入りません。
炊飯器でもレンジでも少量のおかゆを作れるおかゆクッカーは海外生活で大変重宝します。
3.抱っこひも
公共交通機関の利用や長距離の移動で役立つため、使い慣れたものを持参するのがおすすめです。
私はベビービョルンの抱っこ紐をずっと愛用していました。
0ヶ月から3歳まで長く使えて、着脱も楽でとても使いやすいです。
4.マザーズバッグ
赤ちゃん連れの外出は荷物が多く、鞄の中がごちゃごちゃになりがちです。
多機能なバッグは、子ども連れの外出に欠かせません。
リンク
5.日本の離乳食
渡航後1週間程度はキッチンの環境が整わないので、お湯だけですぐに作れるような離乳食が重宝します。
こちらはアレルギーの心配がない米粉を使用したうどんです。
海外では入手できないので、多めに持っていくことをおすすめします。
6.日本のおやつ
日本独自のおやつは、子供にとっても安心感を与える大事なアイテムです。
キャラクターものやアレルギー対応のお菓子は、現地では手に入りにくいので、色々なものを少し多めに持っていくと安心です。
7.歯ブラシ
海外の歯ブラシはヘッドが大きく、毛が粗いものが多いのでうまく磨けません。
こちらの歯ブラシは仕上げ磨きにとても使いやすいので、間違いなく自信をもっておすすめします。
滞在年数分(1ヶ月1本消費)を計算して持参しましょう。
【優先度B:あると便利なもの】
生活に必須ではないものの、日本から持っていくことで、海外での生活がより便利になるものを中心に紹介します。
1.日本語教材
長い海外生活では、家族以外の日本語に触れる機会は極端に少なくなります。
日本語を忘れることはなくても、表現力や理解力は遅れがちになる可能性があります。
年齢に合った日本語の絵本や教材を用意しておくと、現地でも日本語学習をすることができます。
1歳以上のお子様向け
海外にも知育おもちゃはありますが、日本語に関するおもちゃはありません。
特に、「くもんの知育シリーズ」は全般的に外れがないです。
2歳以上のお子様向け
2歳以上になったら、パソコンタイプのおもちゃがおすすめ。
キャラクターと一緒にひらがなをはじめとした国語だけでなく、算数やプログラミング、英語なども遊びながら学ぶことができます。
2.お気に入りのおもちゃ
海外では日本のキャラクターのおもちゃは少ないです。
私はドイツで見た日本のキャラクターには、以下がありました。
- スーパーマリオシリーズ
- ポケットモンスター
- ハローキティ
- ドラゴンボール
- シルバニアファミリー
逆にいうとこれらを除いては、海外ではほとんど見かけないです。
- アンパンマン
- ドラえもん
- クレヨンしんちゃん
- プリキュアシリーズ
- すみっコぐらし など
お子さまの好きなキャラクターが決まっている場合は、そのグッズやおもちゃを多めに持っていくことをおすすめします。
特に幼児期以降は、日本に対してホームシックになることも少なくありません。
我が家では当時2歳で渡航した長女がホームシックになりましたが、日本の大好きなキャラクターグッズで何とか海外生活を乗り切りました。
3.衣類(1~2シーズン分)
子どもの衣類は、成長に合わせて現地で購入する場合が多いです。
海外赴任時の現地での季節に合わせた衣類を1シーズン分持って行き、現地で購入する分と使い分けましょう。
特に夏用の日よけの帽子や冬用の防寒具等は、赴任時期のタイミングや気候に合わせて用意しておくのが大切です。
4.授乳ケープ
海外は授乳室自体が少ないので、外出先で必要になります。
特に、飛行機内には授乳スペースはないので、やむなく座席シートで授乳をするときに使用しました。
5.子供用のお箸、食器類
欧米諸国ではお箸やお椀の文化はなく、特に幼児用のものは手に入りません。
幼児期からお箸やお椀の持ち方を身につけさせたい、という方は日本から練習用のお箸を持参することをおすすめします。
現地で購入するもの
以上が日本から持っていくべきベビー用品を紹介しました。
次に、現地で用意するのが望ましいものについてお伝えします。
- ベビーカー(中古も可)
- 紙おむつ・おしりふきなどの消耗品
- シャンプー類
- スキンケア用品
- 衣類(渡航から1シーズン以降)
ベビーカーの選び方
海外のベビーカーにも様々なタイプがあります。
現地で購入する場合は、都市部に適した軽量でコンパクトなベビーカーが人気です。
また、道がデコボコしているエリアでは、耐久性が高く大きめのホイールを備えたベビーカーが適しています。
つまり購入前に、現地での利用環境に合わせてベビーカーを選ぶことがポイントです。
我が家の場合
ベビーカーは飛行機の持ち込みも無料で、移動に便利なため、我が家は日本からベビーカーを持っていきました。
しかし、日本製の車輪の小さいベビーカーは、海外のデコボコした道には合わず、ほとんど使うことはありませんでした。
結局ベビーカーは現地に合った物を購入をしました
ベビー服、子供服
海外にも季節に合わせた子供服はたくさんそろっているので、渡航時のシーズン以降は現地購入をおすすめします。
しかし、日本にしかないデザインのものもあるので、お気に入りのブランドがある場合は少し多めに持って行っても大丈夫です。
ベビー用の消耗品
紙おむつ、おしりふきなどの消耗品は、基本的には現地調達が可能です。
特にヨーロッパ圏では、オーガニック製品の良質なおむつが揃っています。
現地のおすすめ商品
現地のスーパーやドラッグストアで手軽に購入できるアイテムや、日本ではあまり見かけない商品など、現地のライフスタイルに合わせたアイテムを取り入れると便利です。
たとえば、ヨーロッパのドイツでは、無添加のベビー用スキンケア用品が手頃な価格で手に入ります。
国別情報(ヨーロッパ圏)
ドイツの育児事情
ドイツでは子育て支援が充実しており、育児休暇制度や児童手当などのサポートが整っています。
また、赤ちゃんの頃から保育園や幼稚園へ入園するが一般的で、教育への関心が高い傾向にあります。
買い物場所ガイド
ドイツには「DM」や「Rossmann」などのドラッグストアチェーンがあり、日用品や育児用品が手に入ります。
また、「Aldi」や「Lidl」といったディスカウントスーパーでは、お手頃価格で生活必需品を揃えることができます。
ドラッグストアーはドイツだけでなく一部ヨーロッパ地域でも店舗があります。
気になる方は、お店のワードをGoogleマップで調べてみましょう。
医療情報
ドイツの医療システム自体は高度な水準にありますが、日本と比べて待ち時間がめちゃくちゃ長いです。
緊急外来でも平気で半日は待たされます。
基本的にはかかりつけ医が決まっており、予約制なので、日本ほど気軽に受診できる環境ではありません。
子どもの急病時には、緊急外来や小児科の連絡先をあらかじめ確認しておくと安心です。
また、ドイツの薬局(Apotheke)では処方薬が主に扱われているため、抗生剤などは処方箋が必要なことが多いです。
処方箋無しでも、症状を伝えたら薬を出してもらえる場合が多いので、直接薬局で相談してみることをおすすめします。
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よくある質問
最後に、赤ちゃん連れの海外赴任の持ち物に関する、よくある質問をまとめました。
ざっとまとめるとこんな感じです。
□ おしりふき
□ 着替え(2-3セット)
□ ミルク(粉ミルク)と哺乳瓶
□ おやつ・離乳食(必要な場合)
□ お気に入りのおもちゃ
□ 常備薬
□ バスタオル・ガーゼ
以下のものは日本から持参することをお勧めします。
□ お気に入りの粉ミルク
□ ベビーフード(慣れ親しんだもの)
□ 体温計・医療用品
□ お気に入りの食器類
まとめと注意点
医療・健康に関するものは、日本で使い慣れたものを必ず持っていくようにしましょう。
出国前にかかりつけ医に事情を説明し、薬の量を相談してみてください。
また、移動時や外出時の抱っこひもやマザーズバッグも必需品です。
赤ちゃんの時は、主にケアをする親が主体でのアイテム選びが重要ですが、幼児期以降では子どものメンタルケアも忘れてはいけません。
海外に行っても寂しい思いをしないよう、日本からお気に入りのおもちゃやキャラクターグッズ、お菓子を用意しておくと役に立ちます。
最後に、日本のベビーカーは現地の道路事情には不向きです。
生活が落ち着いたら、現地にあったベビーカーを探してみることをおすすめします。
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