この記事では
についてご紹介します!
海外に住む日本人に喜ばれるお土産を選びたいけど、いったい何を選べばよいか悩みませんか?
私はめちゃくちゃ悩みました。
というのも、近年では海外でも
- 日本のお菓子が売られている
- 日本食材店が増えている
という状況もあり、お土産選びがますます悩ましいところです。
私は夫の海外赴任に帯同し、3年間ドイツ生活を経験しました。
この記事では、私が実際にもらって嬉しかったものや恋しくなったもの、海外在住の日本人に渡して喜ばれたお土産を中心にご紹介します!
- 長期で海外生活を予定している方
- 現地の日本人に喜ばれるお土産を知りたい方
海外赴任におけるお土産の重要さ
海外赴任(駐在)では右も左もわからない土地で、海外の日本人に助けられながら海外生活を送ることになります。
そのため、日本にいるとき以上に、日本人同士のつながりは重要になります。
例えば
- 海外生活の情報を知りたい
- 悩みを相談したい
- 日本人の子供同士で交流したい など
お土産は会って日が浅い相手にも
「お近づきの気持ち」
「仲良くなりたい気持ち」
を手軽に形として示すことができます。
気の利いたお土産を渡すことで、相手との距離が近づき、今後ますます仲良くなれるきっかけにつながります。
もちろん外国人へのお土産選びも重要ですが、意外と見落としがちな日本人向けのお土産。
駐在生活をスムーズに進めるには、大変重要なアイテムなので、しっかり考えて選びましょう。
「海外の人へのお土産、何を選べばいいんだろう…」 そんな悩みを抱えていませんか? 私はドイツでの海外生活を経験し、日本からのお土産が思った以上に喜ばれ、新しい出会いのきっかけにもなったことを実感しました。 でも、初めて[…]
在独3年目の筆者が実際に喜んだもの
在独3年目の筆者である私が、実際に喜んだものを紹介します!
特に「マルセイバターサンド」は現地で手に入りにくく、食べた瞬間の感動は今でも忘れられません。
「ふるさとの味」というのは個人的な内容になってしまいますが、ご当地グルメは海外ではめったに手に入りません。
カテゴリー別おすすめお土産30選
食品編
海外生活から数か月経過すると、和食の繊細なお出汁、焼き魚、焼肉、ラーメン、お蕎麦などが恋しくなります。
海外の日本食レストランは高いし、日本ほど美味しいわけでもない…。
そんなわけで、海外在住の日本人は日本食に飢えているのです!
以下は海外では手に入りにくく、年齢性別問わず日本人に幅広く好まれるものを中心にご紹介します。
調味料6選
1.だしパック
味噌汁だけでなく、卵焼きやお鍋、 ティーパックを破って焼きそば・焼き飯・野菜炒め・和風パスタの味付けにも使える便利な万能だしです。
これさえあれば、ワンパターンになりがちな海外の食生活が、一気にレパートリーが広がります。
使用目安:1パック2人分×30パック
現地価格:日本の約3倍
持参推奨量:2~3袋
2.めんつゆ
海外では希少価値の高い高級めんつゆは、うどんもお蕎麦も美味しくなり、料理の隠し味にも使える万能アイテムです。
使用目安:1本で約2ヶ月
持参推奨量:2本まで(重量注意)
3.味付け海苔
貴重な国産の海苔を使った味付け海苔。
子どもから大人まで、おつまみとしてもおやつとしても喜ばれます。
デザインも海外受けがよく、外国人向けのお土産にもできます。
使用シーン:ご飯のお供、おにぎり
持参量:2~5缶
4. ふりかけ
食事メニューに困りやすい海外でも、ふりかけがあれば食べられるというお子さまにおすすめ。
外国人におにぎりをふるまう時にも活躍しました。
賞味期限:製造から1年
持参推奨量:5~10袋
5.和風ドレッシング(粉末)
海外ではサラダがメジャーなので、サラダを食べる機会が多いです。
持ち運びが便利な粉末タイプは、お土産としても自分用としてもおすすめ。
使用シーン:サラダ
持参量:3~9袋
6.七味唐辛子(八幡屋礒五郎)
どんな料理にも合う、一振りで一気に美味しくなる七味唐辛子です。
柚子七味は珍しいのでこちらも喜ばれます。
使用シーン:麺類、鍋物、焼き物
持参量:15g×2缶
お菓子・スナック8選
1.柿の種
米菓子は全般的に海外では珍しく、どれを送っても外れがないです。
おやつとしてもおつまみとしても美味しい柿の種は、子どもから大人、さらには外国人にも人気があります。
かきたねキッチンの柿の種はフレーバーの種類が豊富なので、相手に選んでもらえます。
賞味期限:150日
持参量:1箱(36袋入り)
2.かりんとう
黒糖の上品な甘さが美味しいかりんとうも、海外で喜ばれるギフトです。
こちらは6種類の味が入っていて、選ぶだけでも楽しめます。
持参量:1箱(45g×12袋)
3.抹茶チョコ
キットカットの抹茶味も良いですが、アジアスーパーで売っているのを見かけたので、あえてロイズにしました。
1箱にたくさん入っているので、バラマキ用にもおすすめです。
持参量:1箱(30枚入り)
4.榮太樓(えいたろう)あんみつ
日本橋榮太樓(えいたろう)の缶詰に入ったあんみつはとっても美味しいので、帰国後もよく食べています。
アイスクリームを添えれば、たちまちクリームあんみつの出来上がり!
持参量:4個
5.資生堂パーラー ラ・ガナシュ
日本の洋菓子は、海外で食べるものとはまた違った繊細な味わいが楽しめます。
資生堂パーラーのお菓子は美味しさも高級感も一度に味わえるものばかりです。
賞味期限:150日
持参量:12個入り
6.榮太樓(えいたろう)飴
あんみつに続き、次は榮太樓の「飴」をご紹介します。
江戸時代から続く老舗の伝統製法の、梅干し飴、黒飴、抹茶飴、紅茶飴の4種類が楽しめます。
パッケージ缶にも日本らしさがあふれています。
持参量:4缶
7.ステラおばさんのクッキー
こちらも洋菓子ですが、海外では食べられない味わいのクッキーです。
カリっとした硬い食感が特徴で、バターと砂糖の甘さが口いっぱいに広がります。
持参量:1箱(24枚)
8.とらやの羊かん
伝統的な和の味わいが楽しめるとらやの羊かんです。
羊かんの中でも定番の老舗で、濃厚で上品な美味しさが特徴です。
切らずにそのまま食べられます。
賞味期限:1年
持参量:1箱(10本)
インスタント食品8選
1. 高級お茶漬け
海外の食生活は日本人にとってどうしても胃が疲れてしまいます。
出汁の旨味を存分に楽しめるお茶漬けで癒されたい人は多いはずです。
賞味期限:製造から8ヶ月
持参推奨量:1箱(10食入)
2.日清カップヌードル
海外にもカップヌードルは売られていますが、日本独自の味は手に入りにくいです。
私もカップヌードルのしょうゆやシーフードが何度も恋しくなりました。
お椀で食べられるタイプだとかさばらずたくさん持っていくことができます。
持参推奨量:3パック
3.半生ラーメン
どのラーメンにしようか迷いましたが、熊本の豚骨ラーメンが過去に食べて美味しかったのでおすすめします!
あっさりしているのにコクがあり、海外では絶対に食べられない味です。
持参推奨量:1箱(4食)
4.アマノフーズみそ汁
アマノフーズの味噌汁は、フリーズドライ製法なので、お湯を注いだら出来立ての味噌汁のような味になります
液体味噌タイプよりもお手軽かつ美味しく、具もたっぷりです。
持参推奨量:10個~20個
5.ボンカレー
国産野菜をたっぷり使った、具がゴロゴロ入っているレトルトカレーです。
保存料も不使用なので、美味しさもそのまま。
海外生活で恋しくなった味の一つです。
持参推奨量:5~10個
6.うちのごはん(キッコーマン)
海外生活は料理のレパートリーに悩みがちです。
そんな時にそうざいの素があると、本当に助かります。
実家の母から送ってもらって嬉しかったものでもあります。
持参推奨量:4~10個
7.半生へぎそば
生蕎麦のようなのど越しで、生蕎麦よりも日持ちする半生へぎそば。
ツルツルしこしこしていて本当に美味しいです。
賞味期限:3か月
持参推奨量:1~2箱
8.緑茶(おーいお茶プレミアム)
日本の緑茶は外国では超高級品です。
外国人にも日本人にも喜ばれ、余ったら自分も飲めるので超おすすめ!
持参推奨量:2~4箱
日用品編
食品と違って賞味期限が無いので、後から出会った人にも渡せるのが最大のメリット!
海外では手に入らない、便利な実用品を渡すと喜ばれます。
消耗品4選
1. 高級タオル(今治タオル)
日本でしか手に入らない高級タオルは、そのふわふわな触り心地にうっとりします。
小さめのタオルならかさばらず、ちょっとしたプレゼントとしてもおすすめです。
現地での入手:困難
持参推奨量:2~3枚
2.お箸(若狭塗り箸)
海外では質の良い箸は手に入りにくく、日常生活の必需品なので消耗しやすいです。
外国人にも喜ばれましたが、日本人にも大変喜ばれました。
現地での入手:困難
持参推奨量:2~3箱
3.フェイスマスク(ルルルン)
海外生活のストレスからほっと解放されたいときに、喜ばれるのがフェイスマスク。
ヨーロッパなど乾燥する地域に行く方は特におすすめです。
現地での入手:困難
持参推奨量:3~4個
4.歯ブラシ(ルシェロ)
海外の歯ブラシはヘッドが大きく、毛も荒いものが多いので使い物になりません。
日本の歯ブラシの中でも、ルシェロはとても磨きやすいです。
家族にすすめたら全員気に入ってこれを使っています。
現地での入手:困難
持参推奨量:自分の分も含めて20本くらい
子供向け4選
1.赤ちゃんせんべい
米菓子が貴重な海外では、赤ちゃんせんべいは入手困難です。
生後7か月から食べられるお米でできたおせんべいは、アレルギーの心配もなくみんな大好きな味です。
現地での入手:困難
持参推奨量:2~4袋
2.離乳食
おこさまが海外の離乳食が口に合わないことも少なくありません。(うちがそうでした)
ベビーうどんは7か月から幼児まで幅広く使えて、お鍋一つで簡単に作れます。
私がプレゼントにもらって嬉しかったものの一つです。
現地での入手:困難
持参推奨量:2~4袋
3.知育玩具(磁石あいうえお盤)
海外では当たり前ですが日本語のおもちゃはありません。
「子どもがなかなか平仮名に触れる機会がない」とお困りのママさんに贈ったら、絶対に喜ばれます。
現地での入手:困難
4.知育絵本(まいにち知育クイズ)
海外では貴重な日本の知育絵本も喜ばれるお土産の一つです。
1日1回、幅広いジャンルのクイズを出せる本です。
うちの子たちも寝る前の楽しみになっております。
現地での入手:困難
選び方完全ガイド
特に注意してほしいのは、アジアスーパーがある国では、海外でもそこそこ日本の食品が手に入ることです。
例えば、カレールーや乾麺、お好み焼きソースやマヨネーズ、かっぱえびせんなどは普通に置いてありました。
海外では手に入りにいお土産を選ぶポイントはこちら。
- 安いお菓子は避ける
- ご当地グルメやギフト系は間違いなし
- 日持ちするもの
- 常温保存できるもの
- 重すぎないもの
- 持ち込み制限対象外のもの(国によって異なる)
- 余っても自分が使えるもの(←重要)
季節ごとの注意点
夏季
- チョコレート類は避ける
- 梅干しなどの発酵食品に注意
- 冷蔵品は不可
冬季
比較的制限が少ない
持ち込み制限
海外へは、さまざまな荷物の持ち込み制限があります。
詳しい内容について、主なカテゴリーごとに説明いたします!
1.液体などの制限
- 機内持ち込み:100ml以下の容器に限定
2. 医薬品・医療器具
- 処方箋医薬品:処方箋または英文の診断書が必要
- 注射器:医師の診断書が必要
- 医療機器:事前申告が必要な場合あり
- 量的制限:個人使用の適切な量に限定
3. 食品関連
- 制限が厳しい品目:生鮮食品、肉製品、乳製品、果物・野菜、米や穀物類
※国によって規制が大きく異なります
4. 危険物
- 完全禁止される一般的なもの:
火器・武器類、爆発物、可燃性物質、毒物、腐食性物質
5. 電子機器
- リチウムイオン電池の制限:
モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ可、ワット数制限あり
6. 通貨
- 多くの国で申告限度額あり:一般的に100万円相当以上は申告必要
※国によって金額は異なる
7. 動植物
- 厳しく制限されるもの:生きた動植物、動物製品、木製品、土付きの植物
8. 文化財・美術品
- 国によって持ち出し制限あり:申告や許可が必要な場合も
まとめ
- 液体は100ml以下/個
- 手荷物の場合は制限に要注意
- 受託手荷物の重量制限:23kg
- 持込禁止品の確認必須
持ち込み制限は頻繁に変更される可能性があるため、以下の確認をおすすめします。
1.出発前に確認するサイト
- 外務省ウェブサイト
- 各国大使館ウェブサイト
- 利用航空会社のウェブサイト
2. 国による違い
- EU圏は比較的統一された規則
- アメリカは特に厳格
- アジア諸国は国ごとに大きく異なる
3. 申告の重要性
- 制限品は必ず申告する
- 不申告は重大な違反となる
- 疑わしい場合は必ず申告する
4. 特別な配慮が必要なケース
- ペットの移動
- 業務用機器の持ち込み
- 土産品の大量持ち込み
- 高額な物品
5. 季節・状況による変化
- 感染症流行時は規制強化
- 祭事期間中の特別規制
- 国際情勢による変更
お土産選びのよくある質問
これらの質問は、お土産を選ぶ際によく寄せられるものです。
特に初めて海外在住の方へお土産を持っていく場合は、事前に確認しておくと安心です。
何個くらい持っていけばいい?
基本的な目安は以下の通りです
調味料の場合
- だしパック:2~3箱(30パック入り)
- めんつゆ:2本まで(重いため)
- ふりかけ:4~5袋
- インスタント味噌汁:2箱(10食入り)
お菓子の場合
- 職場用:1人2~3個程度
- 家族用:1週間程度で消費できる量
日用品の場合
- ボディタオル:2~3枚
- 文具類:2セットまで
日持ちはどのくらい?
基本的に高温多湿を避けて保管した状態での話になります。なお船便の場合、長時間高温多湿になる場合があるので、注意が必要です。
食品の目安
- 乾物(だしパック、海苔):6ヶ月~1年
- 調味料(めんつゆ、醤油):未開封で6ヶ月
- お菓子類:2~3ヶ月
- インスタント食品:4~6ヶ月
日用品の目安
- ボディタオル:6か月~1年程度
- 歯ブラシ:未開封で1年程度
- 化粧品:未開封で1年程度
現地で手に入るものは?
アジアスーパーでも品質や味が異なり、日本製品は2~4倍の価格です。また、品切れがよくあるので、わざわざお店に行っても置いていないことがありました。
皆さんは和食好きですか?私は大好きです。 これから海外生活を控えている方、荷物の準備は順調でしょうか。 海外では、今まで当たり前に食べられていたものが手に入りにくくなります。 最初の[…]
ドイツで比較的入手しやすいもの
- お米
- 醤油(キッコーマン)
- カップラーメン(海外版の味が中心)
入手困難なもの
- だしパック
- 高級茶葉
- ふりかけ
- 日本製文具
- スキンケア用品
関税は大丈夫?
こちらはドイツの場合を例に挙げてみました。
基本ルール
- 個人使用目的の場合:430ユーロまで免税
- 酒類:1L以下
- タバコ:200本以下
注意が必要な品目
- 食品:包装・密封されているもの
- 医薬品:個人使用量のみ
- 化粧品:未開封のもの
申告が必要なケース
- 商用目的と判断される量
- 金額が免税範囲を超える場合
- 制限品目を持ち込む場合
(2024年4月時点の情報です。規制は予告なく変更される可能性があります)
まとめ
海外在住の日本人へのお土産選びで大切なのは
です。
特に調味料類は、日本食を作る際に重宝される定番お土産です。
重量制限や持ち込み規制にも注意を払いながら、喜ばれるお土産を選んでみてください。
最後に、お土産を選ぶ際のチェックリストをご用意しました!
□ 重量制限(通常23kg)のチェック
□ 持ち込み制限品でないか確認
□ 現地での入手状況確認
□ 梱包方法の検討
□ 破損しやすいものでないか確認
このチェックリストを参考に、素敵なお土産選びができますように。
(この記事は2024年11月に情報を更新しています)