皆さんは和食好きですか?私は大好きです。
これから海外生活を控えている方、荷物の準備は順調でしょうか。
海外では、今まで当たり前に食べられていたものが手に入りにくくなります。
最初のうちはあまり気にならなくても、時間が経つにつれ身体が食べ慣れたものを欲するようになると思います。
そこで今回は
について、実際の経験に基づいてお伝えします!
海外での自炊生活は思った以上に大変でした。
- 持って行くべき食材の選び方
- 具体的な準備リストと予算
- 現地での食材調達方法
- 筆者の実体験に基づくアドバイス
- 簡単な本記事の流れ
主に、必要なものを上記3つのパートに分けつつ、解説をしていきます!
※リンク化(ピンクの文字)したので、お好きなところからどうぞ。
記事の後半では、実際に私が「海外生活にいらないな…」と思ったものもセットでご紹介しているので、買い物で後悔したくない方は最後まで読んでみてください。
海外での食材事情を知ろう
まずは、海外ではどこでどんな食材が手に入り、どのくらいの価格で日本食材が売られているかを理解しましょう。
- 国・地域ごとの入手のしやすさの違い
- 価格の目安
- 品質の違い
では、順番に説明して行きます。
国・地域による入手のしやすさの違い
私はドイツの他にも、台湾やハワイ、ニュージーランドへの旅行経験があります。
また、実際に北米、中東・アフリカ方面へ駐在した方からも情報収集しました。
日本食材の入手のしやすさについて、
に地域を分けると、以下のような特徴になります。
アジア圏(シンガポール、タイ、香港など)
- 日本食材店が充実
- 日系スーパーが進出
- 日本食レストランも多数
北米・欧州
- 大都市には日本食材店あり
- アジアンスーパーで代用品入手可能
- オンラインショッピング発達
中東・アフリカ
- 日本食材の入手極めて困難
- 調味料は持参必須
入難易度で言うと
というイメージですね。
価格帯の目安
次は、価格のお話になります。
海外でもアジア圏や欧米諸国ではある程度日本食材が手に入ることをお伝えしましたが、全般的に日本と比べると現地価格は高価になります。
どのくらい高くなるのかを、簡単に表にまとめました。
食材カテゴリ | 現地価格(日本比) |
---|---|
調味料 | 2~3倍 |
乾物 | 3~4倍 |
米 | 2~5倍 |
菓子類 | 2~3倍 |
値段は現地価格だけでなく、為替の変動にも影響があります。
円安になるほど、購入価格は高価になります。
品質の違いと注意点
日本食材だからと言っても、日本で買うものと同じものが手に入るとは限りません。
大抵の場合、海外仕様に味が変更されている場合が多いです。
- 醤油:現地向けに甘めに調整されている場合が多い
- 味噌:日持ちのため塩分が強い傾向
- 米:日本品種でも品質に顕著な差がある
- インスタント食品:現地の水や調味料で味が変わる
実際、海外版の醤油やインスタントラーメンを購入して食べましたが、明らかに味が違うのがわかりました。
どちらが美味しいかというと、やっぱり日本版の方が断然美味しいです。
海外版は全体的に甘辛というか、濃いめの味付けが特徴的です。
食材の持参計画
「それなら日本食材は少なくとも1年分くらい、全部持って行きたい!」
と思うかもしれません。
(出国前の私がそうでした)
しかし、よほど引っ越しの予算に余裕がないかぎり、それは現実的には難しいです。
賞味期限の問題もあるので、食材は計画をもって持参することが大切です。
持参量の決め方
持っていく量は、家族構成や船便の利用の有無で大きく異なりますが、
を目安にして持っていくとよいでしょう。
品目別の目安
- 味噌:1人月500g
- 醤油:1人月300ml
- だし:1人月10袋
優先順位の付け方
優先順位の決め方は、以下のとおりです。
- 現地での代替が困難なもの
- 価格差が大きいもの
- 品質の違いが顕著なもの
- かさばらないもの
これらを踏まえた上で
- 重いもの(醤油、味噌)は現地で調達する
- 賞味期限の長いものを優先する
という風に決めていけば、持参するものを絞りやすいと思います。
予算と荷物制限の考慮方法
飛行機で移動する際は、荷物の持ち込み制限があります。
以下の点を考慮した上で、予算と相談しながら持参する荷物を決めていきましょう。
一般的な制限
- 重量:23kg/個
- 液体:手荷物100ml以下
- 粉末:制限なし(税関申告は必要)
おすすめ持参食材リスト16選
海外赴任に必ず持参するべき食材を、優先度別にご紹介します!
必携の食材(★★★)
- だし(顆粒)
- アルファ米
- めんつゆ(小分け)
- 緑茶
- 醤油(小分け)
1.だし(顆粒)
まずは、だしです。
海外で和食を作る予定の方は、だしを賞味期限が切れるまでの期間分、なるべくたくさん持参しましょう。
粉末だしはみそ汁をはじめ、お好み焼きや煮物など様々な和食料理のベースに使えます。
写真のとおり、アジアスーパーで売られている顆粒だしは種類が少なく、品質もあまりよくありません。
2.アルファ米
アルファ米は必須です。
海外でも日本米は手に入りますが、到着してしばらくの間は調理環境が整っていないため、飯を炊くことにも苦労します。
このアルファ米はお湯を入れるだけで、炊き立てのように美味しいご飯が食べられる優れもの。
しかも軽くてかさばらず日持ちします。
3.めんつゆ
海外アジアスーパーにあるのめんつゆは種類が限られており、しかも高価です。
ボトルタイプのめんつゆは重いので持参が難しいですが、小袋タイプであればかさ張らず機内持ち込みも可能です。
にんべんのつゆゴールドは間違いなく美味しいので、そばにもうどんにも手軽に使えます。
4.緑茶
これもかなりおすすめの食料品です!
なぜなら自分が飲むだけでなく、お土産としても使えるからです。
現地の日本人にはもちろん、外国人へのお土産・プレゼントにも喜ばれます。
海外でも緑茶(グリーンティ)は売られていますが、粗悪品が多いです。
「おーいお茶プレミアムティーバッグ」は個包装されており、しかも英語で説明書きがされています。
5.醤油(小分け)
ボトルタイプの醤油は破損の恐れや機内持ち込みができないなど制限が多く、開封後は酸化しやすいです。
しかし小分けタイプであれば問題いありません。
いつでも新鮮な状態で使用できます。
機内持ち込みもOKで、旅行にも使えます。
あると便利な食材(★★)
「あると便利」なレベルの食材です。
家庭の状況に応じて、持ち出す量を調整してみてください。
- ふりかけ
- 乾燥わかめ
- カレールー
- 合わせ調味料
- インスタント味噌汁
1.ふりかけ
アジアスーパーでそこそこ見かけますが、日本よりずっと種類が少ないです。
とくに白米が苦手なお子様がいる家庭には重宝します。
かさばらず軽いので、少し多めでも大丈夫。
小分けタイプの方が日持ちするのでおすすめです。
2.乾燥わかめ
海外に売られているわかめはほとんど中国産か韓国産です。
国産が良いという方は、1~3袋を目安に持参してください。
3.カレールー
海外版カレールーも購入できる場合があるので、代替えは可能です。
ただし、先述したように日本版とはちょっと味が異なります。
値段も1箱5ユーロ程度と高価。
カレールーは海外で購入できる材料と相性が良いので、あると便利です。
4.合わせ調味料
マンネリしがちな海外の料理レシピの幅を広げてくれます。
薄切り肉を使う料理には使いづらいですが、ひき肉や豆腐を使った料理では海外でも活躍してくれます。
5.アマノフーズ味噌汁
アマノフーズの味噌汁はフリーズドライ加工されており、お湯を注げば簡単に美味しい味噌汁が手軽に飲めます。
液体味噌タイプよりも軽くて、味がおいしく、作り方もお手軽です。
状況に応じて検討する食材(★)
毎日の食卓に必要というわけではありませんが、ピクニックやホームパーティなどのイベントでおすすめのものを中心に紹介します。
- 乾麺類
- 粉末すしの素
- 海苔
- 日本のお菓子
- 鮭フレーク
- 米粉
1.乾麺類
海外で売られている乾麺類は粗悪品が多く、正直に言って美味しくありません。
おすすめは小嶋屋の「へぎそば」。
つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使っており、コシが強くつるつるっとした喉ごしの良さが特徴です。
2.粉末すしの素(すしのこ)
すしのこは粉末タイプなので軽くてかさ張らず保存も聞きやすい優れもの。
ご飯に一振りするだけで簡単に酢飯が作れます。
3.海苔
アジアスーパーで手に入る海苔はたいていが中国産・韓国です。
国産の良質な海苔は、日本でしか安く買ません。
海苔は軽くてかさばらないので、大量に持って行きやすいのが嬉しいところ。
おにぎりや寿司は子供が好きだったり、外国人に振舞うときにも使うことが多いです。
4.日本のお菓子
海外ではチョコレートやクッキー、グミなどは種類豊富に手に入りますが、日本のスナックや珍味のようなお菓子は少ないです。
100円ショップやスーパーで自分の好みのお菓子を選んでもOKです。
5.鮭フレーク
おにぎりの定番、鮭フレークは海外で手に入りにくいものです。
小さな子どもでも食べやすいので、お子様がいる家庭におすすめです。
6.米粉
お米に関連する商品は、特にアジア圏を除く海外では手に入りにくいです。
グルテンフリーの良質な米粉が必要な方は、多めに持参することをおすすめします。
米粉は小麦粉と同様に、料理やお菓子に幅広く使えるので、小麦アレルギーをもつお子さまも安心して食べられます。
家族構成別おすすめリスト
海外赴任に行く家族構成によっても、持参する内容は変わります。
単身赴任の場合
単身赴任の場合、手軽であまり荷物にならないものがおすすめです。
- 小分けパック調味料
- レトルト食品
- 即席味噌汁
家族帯同の場合
家族帯同の場合、持ち出せる荷物量も人数ごとに多くなるため、大容量調味料を持ち出してもOKです。
また、海外でのお弁当作りやお子さま向けの食材も用意しておきましょう。
- 大容量調味料
- お弁当用食材
- 子供向けお菓子
- 離乳食
以上でご紹介したのが、日本から持って行くおすすめの食料品でした。
現地での食材調達ガイド
では、次に
についてお話していきたいと思います!
調達場所と特徴
食料品を手に入れるには、以下の方法があります。
1.日本食材専門店
海外にある日本食材専門店は、日本から直輸入された正統な日本食材が豊富です。
調味料、乾物、お菓子など品質の高い日本製品を取り扱っています。
(写真が無くてすみません)
- 品質:◎
- 価格:高め
- 品揃え:限定的
2.アジアンスーパー
日本食品に加え、韓国、中国、東南アジアなど幅広いアジア食材を販売しています。
価格は日本食材専門店より比較的リーズナブルです。
品揃えが豊富で、アジア各国の調味料や食材を一度に購入が可能です。
日本製品は本場のものより代替品が多いのが特徴です。
- 品質:○
- 価格:中
- 品揃え:豊富
3.現地スーパー
現地の一般的な食材が中心で、日常的な買い物に最適です。
最も手頃な価格帯で、営業時間が長く、アクセスが便利です。
大きな店舗では、アジア食材コーナーがある場合もありますが、品質や種類は限定的です。
- 品質:△
- 価格:安め
- 品揃え:基本的なもののみ
具体的な価格例
値段は店によってばらつきがありますが、参考としてベルリン市内のアジアスーパーで売られている日本食材の一覧を作りました。
近年は円安の影響で、ますます日本食材が購入しにくくなりましたね…。
カテゴリー | 商品名 | 内容量 | 価格(€) | 円換算(約) |
---|---|---|---|---|
基本調味料 | ||||
キッコーマン醤油 | 1L | 7 | 1,142円 | |
タカラ本みりん | 1L | 7 | 1,142円 | |
ミツカン米酢 | 500ml | 7 | 1,142円 | |
白だし | 500ml | 7 | 1,142円 | |
米・粉類 | ||||
米 | 10kg | 39 | 6,362円 | |
きな粉 | – | 3 | 489円 | |
片栗粉 | – | 3 | 489円 | |
ソース類 | ||||
ブルドックとんかつソース | – | 7 | 1,142円 | |
オタフクお好み焼きソース | – | 8 | 1,305円 | |
キューピーマヨネーズ | – | 7 | 1,142円 | |
麺類 | ||||
マルちゃん正麺 | 5袋 | 9 | 1,468円 | |
うどん・そば(乾麺) | 1袋 | 4 | 652円 | |
冷凍食品 | ||||
納豆 | 3パック | 4 | 652円 | |
大福 | 1個 | 2 | 326円 | |
中国産枝豆 | 1袋 | 3 | 489円 | |
味の素餃子 | 1袋 | 8 | 1,305円 |
※為替レート:€1 = 約163円で計算
※価格は店舗や地域により異なる場合があります
オンラインショッピングの活用法
スーパーへ出向くのではなく、オンラインショップを活用するという手段もあります。
では、順に説明して行きます。
- 現地版Amazonの活用
- 日本食材専門オンラインショップ
- SNSでの情報収集とコミュニティ活用
1.現地版Amazonの活用
1つ目は現地版Amazonの活用です。
Amazonは日本だけでなく、多くの国でサービスを展開しています。
我が家もドイツ版Amazonをたくさん活用して、海外生活を乗り切りました。
メリット
- Prime会員特典で送料無料・迅速な配送
- 商品レビューで品質確認が可能
- 現地通貨での決済が可能
- 返品・交換システムが確立
- 定期購入で割引が利用可能
注意点
- 並行輸入品が多く、価格が割高な場合も
- 賞味期限が近い商品がある可能性
- 在庫の変動が大きい
- 商品説明が現地語のみの場合がある
2.日本食材専門オンラインショップ
日本食材専門店でも、オンラインショップを取り扱っている場合があります。
メリット
- 専門店ならではの幅広い品揃え
- 日本語対応が充実
- 正規輸入品が多い
- 季節商品や新商品の取り扱い
注意点
- 送料が比較的高額
- 最低注文金額が設定されている場合が多い
- 配送に時間がかかる場合がある
- 在庫切れが頻繁に発生
一定以上の価格で送料無料にしているお店が多かったです。
私はよく送料を無料にするために、お米を購入したり、一度にまとめ買いをしたりしていました
3.SNSでの情報収集とコミュニティ活用
FacebookやInstagram、X(旧Twitter)でも日本人コミュニティグループがあります。
得られる情報はこんな感じです。
1. リアルタイムな情報収集
- 新店舗オープン情報
- セール情報
- 新商品入荷情報
- 穴場店舗の共有
2. コミュニティでの情報交換
- 商品のクチコミ
- 代替品の情報
- 調理方法の共有
- 食材の使い方のヒント
3. 実践的なアドバイス
- 現地での調理の工夫
- 保存方法のコツ
- 食材の組み合わせ提案
- 現地食材での代用方法
必要な調理道具と食器
日本食材だけでなく、調理器具や食器も海外生活では必要になります。
特にアジア圏を除く海外では、手に入りにくい場合がほとんどです。
海外に必携の調理器具からおすすめの食器までご紹介します。
必携の調理道具
- 炊飯器
- お米の計量カップ
- 薬味おろし
1.炊飯器
一つ目は、海外電圧に対応した炊飯器です。
日本式の炊飯ジャーは海外では売られていない場合が多いので必携です。
2.お米の計量カップ
普通の計量カップは海外にもありますが、お米の計量カップはありません。
計量カップは100円ショップにもあります。
3.薬味おろし
生姜やニンニクは海外でも気軽に手に入りますが、薬味おろしは中々売っていません。
錆びにくく手軽にすりおろせるステンレス製またはセラミック製をおすすめします。
おすすめの食器
- お椀(味噌汁用)
- お弁当箱
- 箸
- 水筒
お椀
お椀は海外の食洗機でも洗える、丈夫なものを持参しましょう。
(100均のはすぐにダメになってしまいます)
お弁当箱
海外にはお弁当屋さんが無いので、家族帯同の場合はお弁当箱も必要です。
汁もれしにくく頑丈なものを選びましょう。
箸
お箸も海外では手に入りにくいので、子どもの成長に合わせて必要な分を持参しましょう。
また、菜箸も持参をおすすめします。
水筒
海外には自販機やコンビニが無い場合が多く、手軽に水分補給ができにくい環境です。
水筒も簡易なものが中心なので、保温性や耐久性のあるい水筒を持参することをおすすめします。
以上が海外赴任に必要な調理器具と食器でした。
渡航後の食材管理
これまで日本から持ち出す食材についてお話ししましたが、先述した通り滞在年数分持参することは困難です。
食材を少しでも長く保存し、消費してしまったあとも補充する方法や、代用テクニックを解説します。
保存方法のコツ
海外は高温多湿や虫が出やすい地域も少なくありません。
現地の気候や環境について情報収集をし、以下の方法を活用してみてください。
- 防虫・防湿対策:虫よけ米びつを使用する
- 適切な容器の使用:ジップロックを使用する
- 冷蔵・冷凍の活用:開封後の賞味期限をしっかり管理する
補充方法
私が海外滞在中に、実際に補充した方法がこちらです。
- 一時帰国時での持ち帰り
- 国際郵便を活用し実家から輸送してもらう
- 現地コミュニティでの共同購入
国際郵便は
- EMS
- SAL
- 船便
- 航空便
などがありますが、賞味期限や食品の劣化防止を考慮すると、EMSが一番効率が良かったです。
現地食材での代用テクニック
現地食材でも代用できるテクニックはこちらです。
入手が容易で、コストを安く抑えられるのが最大のメリットです。
- 醤油→現地のものを購入
- 料理酒→白ワイン
- 日本米→現地米のブレンド
- 黒酢→バルサミコ酢
まとめとチェックリスト
今回は、海外赴任に持参する食材について紹介しました。
- 渡航前の準備チェックリスト
必要食材リストの作成
荷物制限の確認
現地の調達先確認
現地の情報収集や荷物制限の多さは大変ですが、この記事でお話しした内容をもとに、ご検討いただけたら幸いです。
最後に、よくある失敗や対策と、よくある質問をまとめました。
気になる方はご参考くださいませ。
よくある失敗と対策
- 持参量を見誤ってしまった→計算式の活用
- 液体制限に引っかかってしまう→粉末タイプ・小分けタイプの活用
- 防虫対策不足→虫よけや密閉容器を活用
よくあるQ&A
海外の食生活は、慣れるまでが本当に大変です。
でも慣れてしまえば無いものを手作りしたり、外国ならの食材を楽しむ余裕が生まれてきます。
限られた食材を工夫して楽しむのも、海外生活の醍醐味です
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