ドイツの首都ベルリンは幼稚園・保育園の激戦区!?申し込み方法や費用は?

実は大変だったドイツの保活と入園のコツ

Mia
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こんにちは!ベルリン在住で2児のママのMia(みあ)です。

海外赴任で家族帯同、しかも子連れの場合「現地の幼稚園・保育園はどうなるの?」と不安に感じる方が多いと思います。

我が家の子供たちも幼稚園探しをしてから入れるまでに丸1年かかりました。右も左も分からない外国の土地で、頼れる人もまだ周りにはおらず、見つかるまではずっとワンオペ育児。

↓普段の買い物もこんな感じです

Mia
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せっかくの海外生活なのに育児で一日が終わってしまう!

もしお子様がいらっしゃる方は、出国前の準備の段階から現地の幼稚園・保育園、学校にに関する情報収集をしておきましょう!

この記事は子連れでドイツに駐在・移住をする予定の方におすすめです。
主にドイツのベルリンの幼稚園・保育園に関する情報を書いています。
学校に関する内容は少ないので予めご了承ください。

ベルリンの深刻な待機児童問題

幼稚園はkindergarten(キンダーガルテン)と呼ばれ、一般的には3歳から6歳まで、託児所はkinderkrippe(キンダークリッペ)と呼ばれ0歳から3歳未満の子供を預けることができます。
日本のように幼稚園と保育園の区別はなく、幼稚園でも3歳未満から受け付けているところもあります。これらの施設をドイツでは総称して「KITA(キタ)」と呼ばれています。

いきなり残念なお知らせになりますが、ドイツの首都ベルリンでは幼稚園・保育園の空き枠が少なく、希望通りのところに入るのはかなり狭き門です。

自宅から30分以上離れた場所や、私立であれば入園できる可能性はありますが、それでも時期が合わなければ何カ月も(場合によっては1年)待つ必要があります。

なぜならベルリンでは2018年からGutschein(グーテシャイン)という保育費が無料になる制度が始まり、入園希望者が殺到したためです。ドイツ国民だけでなく、駐在や移民の人もグーテシャインの対象になるため、公立のKITAはどこもいっぱいという状況になっております。

出国前からできること

日本にいながらできることはごく限られておりますが、できる限りの情報収集はしておきましょう。

出国前から住居が決まっている場合

住む家が出国前からすでに決まっている場合は、その地域周辺のKITAをGoogleマップからkindergarten(キンダーガルテン)と検索します。

KITAのホームページや連絡先が載っていれば、そこから空き状況を確認したり、近々入園したい旨をメールで伝ましょう。運が良ければウェイティングリスト(待機リスト)に登録してもらえる可能性があります。

住居が決まっていない場合

我が家はこちらのパターンで、現地での住居探しが完了後にKITA探しを開始しました。住所が確定次第グーテシャインの申請・取得が可能になります

この場合日本でできることはごく限られていますが、現地に知り合いがいらっしゃれば幼稚園の状況やおすすめのKITAや口コミなど、できるだけたくさんの情報収集をしておきましょう。

小学生以上の子供がいる場合

小学生以上のお子様はインターナショナルスクールに通い、兄弟のお子様が3歳以上であれば付属の幼稚部に通っている方も多いです。

ベルリンインターナショナルスクール(BIS)の公式サイトはこちら

入りやすい時期

カレンダーの写真

ドイツの幼稚園は一般的に8月から新学期が始まります。早くても11月ごろから、遅くとも3月までには申し込みを始めないとどんどん枠が埋まっていきます。

また、夏休み(7~8月)や冬休み(12~1月上旬)時期は幼稚園自体が開いていないので、連絡をしても反応がない可能性が高いです。

とはいえ赴任時期を自分で決められない場合は、入園のタイミングが合わず長期間待機することになっても、焦らずにじっくり探していく姿勢が大切です。

申し込み方法

まずは希望のKITAにメールで問い合わせます。できれば入園候補リストを作成して一斉に送信しましょう。メールの形式は特に決まっていませんが、次の項目を書いて送るのがよいと思います。

  • 挨拶文と入園理由
  • 子供、保護者の氏名
  • 子供の年齢
  • 子供の性格
  • 子供の顔写真(必須ではないが、笑顔の写真があると好印象を与える可能性あり)
  • 両親の国籍と子供が使用可能な言語

メールで反応がない場合

ドイツではメールを送っても反応がないのは珍しいことではありません。本命のKITAにはメールだけでなく、手紙を直接送ると相手側の印象に残る可能性があります。

見学説明会には積極的に顔を出す

KITAに入園希望のメールを送ると、見学説明会の案内が来る場合があります。見学説明会に参加すると、すぐに入園することは難しくても、来年度のウェイティングリスト(待機リスト)に入れてもらえる可能性があります。

また、KITAによっては未就園児の会を行っているところもあります。できるだけたくさん参加し、顔を覚えてもらいましょう。

ウェイティングリスト登録後も連絡をする

ウェイティングリストに登録したから安心というわけではなく、1~2か月ごとに待機状況の確認を取るようにしましょう。こちらから連絡をしないで放置していると、いつの間にかリストから外されていることも…!

日本の保活では選考結果が郵送などで連絡が来ますが、ドイツの場合はこちらから積極的に連絡して状況を確認する必要があるので注意です。

兄弟枠に入れてもらえる可能性も

兄弟枠とは、幼稚園に上の兄弟が入園・在園している場合、優先的に幼稚園に入園させてもらえる枠のこと。

入園予定のお子さんが2人の場合、上の子供が入園できれば下の子供は兄弟枠に入れてもらえる可能性があります。

保育時間と費用について

お金と貯金箱

保育時間や費用は幼稚園によってそれぞれ異なります。

グーテシャインが利用できれば、公立の幼稚園は安い費用で預かってもらえる可能性が高いです。

幼稚園の費用

費用は現地の公立幼稚園か私立幼稚園、またはインターナショナルスクール付属の幼稚部で大きく異なります。目安としては公立は月額30€()~、私立やインターナショナルスクールは月額300€~と考えておくとよいでしょう。

※グーテシャインを使用した場合

グーテシャインの利用や家庭の収入状況などでも変わってくるため、具体的な費用については施設に直接問い合わせてみてください。

保育時間

子供の年齢やKITAによって異なりますが、大体6〜8時間の保育時間のところが多いです。もちろん無理に長時間を預ける必要はありませんが、クラスの子供たちを見てもほとんどが6時間以上預けています。

慣らし保育期間を設けているところもある

我が家で利用しているKITAの場合ですが、慣らし保育期間があり、1ヶ月間じっくりと期間をかけて行いました。はじめは親と同席で10分から始め、親と離れて30分、1時間、午前中までと約1ヶ月かけて徐々に親から離れる時間を延長していきました。

Mia
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この慣らしのおかげで、言葉が通じない先生やお友達に囲まれた環境でも、1ヶ月後には親が同席していなくても通えるようになりました。

幼稚園で必要な持ち物

ドイツの幼稚園と日本の幼稚園では事情が異なり、日本では必要とされているものが必ずしもドイツの幼稚園では必要としない場合があります。

基本的にドイツの幼稚園で用意を求められるものは現地で調達できるので(当たり前ですが)、幼稚園準備に関しては心配は不要です。

子供の洋服はKITAから帰宅すると、泥や絵の具、食べこぼしなどで汚れて帰ってくることが多いので、おしゃれな服や可愛い服よりも、動きやすくて汚れても気にならない服を選びましょう。

日本から持っていくとよいもの

上記の通り大抵のものは現地調達をしますが、あると便利なものをいくつか紹介します。

  • 100均の名前シール
  • 西松屋やイオンの肌着や動きやすい普段着

名前シール

KITAに持っていくものには全て名前を書いてくるように言われるので、直接名前を書きづらいもの用に100均の名前シール・タグをいくつか持っていくと便利です。

肌着、普段着

子供服は現地でも調達は可能ですが、消耗しやすい下着や、機能的なスパッツ・パンツは少し日本から持っていくのをお勧めします。日本の子供服は丈夫で機能的で、そのうえ安くデザインもシンプルなので重宝しています。(ドイツの子供服は色や柄が派手だったり、生地が薄い服が多い)

詳しくはこちらの記事もどうぞ

幼稚園がすぐに見つからなかったら

ベルリンで希望の幼稚園に入れるのは至難の業です。私だけでなく周りのママ友たちも幼稚園探しに苦労しており、比較的短期間で希望のところに入園できたママは口をそろえて「ラッキーだった。」と言っていました。

運やタイミングもあるので短期間で入れる可能性もありますが、すぐに見つからなかった時の乗り切り方や心構えを、以下でお伝えします。

他のサービスを利用する

  • ターゲスムッター
  • ベビーシッター
  • 日本語補習授業校

ずっとママと子供と2人ないし3人きりでは、息が詰まってしまいます。幼稚園が見つかるまでの間、これらのサービスを利用して乗り切るのも一つの方法です。

ターゲスムッター

ターゲスムッター(Tagesmutter)とはドイツ語で「1日保母さん」という意味で、ターゲスムッター個人が複数(3〜5人程度)の子供を預かってくれる制度です。

幼稚園が見つかるまでの間、ドイツではターゲスムッターを利用している人も多いです。我が家は結局利用しませんでしたが、公園で遊んでいると複数の子供をお世話しているターゲスムッターを何度か見かけました。

こちらのサイトで郵便番号から検索することができます。

ベビーシッター

ターゲスムッター主にドイツ人ばかりで、私たちが渡独した当時は今よりも言葉の壁が大きく、日本語でコミュニケーションが取れないと難しい状況でした。

ベビーシッターは日本人でも見つけやすいので、時々お願いすることがありました。とは言っても長時間預けるとなかなか高額()なので気軽に利用できるわけではなく、あくまで本当に困った時にお願いするという位置付けでした。

※料金は1人1時間あたり10€〜

↓日本人のベビーシッターは以下のサイトで見つけられます

ベルリン日本語補習授業校

0歳から入学が可能で、公式ホームページから体験入学の申し込みができます。週1回日本語で先生から各年齢ごとに合わせた授業を行ってくれます。日本人のママ友を増やす交流場にも。

入園の可能性を少しでも上げる方法

ウェイティングリストに登録して順番待ちをしていても、幼稚園の裁量によって優先順位が変更されるのが日本とドイツの大きな違いと言えます。

ベルリンのKITA活はかなり運の要素も強く、たまたまポコッと空いたところに入れることもあります。ただ待っているだけでは、せっかくのチャンスも取り逃してしまうので、見つかるまでの間も積極的に行動しましょう。

・ 周りの知り合いにKITAを探していることをアピールする
・ ウェイティングリスト登録済みのKITAに定期的に状況を確認する
Mia
Mia

なんだかアピールしたもの勝ちな感じだよねぇ。

夫

KITA探しはドイツ生活で一番キツかったな。

ベルリンでの生活にようやく慣れてきた最近では、近所の友達ができたりベビーサークルや児童館の存在を知ったりもしましたが、海外生活に慣れていない頃はなかなかハードルが高いです。

やはり1日も早く希望の幼稚園に入れるよう活動するのが一番の得策でしょう。

どうもベルリンだけではなく、ドイツ国内でも待機児童問題を抱えているところは多いようです。この記事が幼稚園探しの少しでもお役に立てれば幸いです。それでは楽しい海外育児ライフを!

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